看護師の中には、仕事以外の日常の生活を充実させるのが難しいと感じている人が多くいます。原因の1つに、土日勤務や日勤と夜勤があり、勤務時間が一定でないため、友人と予定を合わせるのが大変ということがあります。まとまった休が取れないという悩みもあります。
また、家庭を持っている看護師の中には、家庭や育児と両立していくのが難しいと感じている人もいます。家に帰ってからも担当している患者さんのケアについて、調べたり、自分で看護の勉強をしたりするため、時間が取られてなかなかプライベートを楽しめなくなってしまいます。
看護師がプライベートの時間を確保するには、夜勤のない職場を選んだり、土日が休みの職場を選ぶ必要があるかもしれません。夜勤のある職場でも、早めに希望休の申請をしたり、有休を使うこともできます。有給は、雇用された日から6ヶ月続けて働いていて、 労働日の8割以上の出勤があれば取ることができるので、若手の看護師でも有給休暇の申請ができます。夜勤明けの1日の休みだけでは、足りないという場合は、夜勤の翌日とその次の日も休めるように、シフト申請することもできるでしょう。
特に若手の看護師の場合、勉強に追われてプライベートの時間が足りないと思う方多くいるようです。その場合、帰宅後に30分 ~1時間など、短い時間だけ集中して勉強することをおすすめします。通勤時間や休憩時間などの隙間時間を有効活用するのもおすすめです。また、一人で悩みや気持ちを抱え込むのではなく、若手同士で日常の情報を共有し合うことも大切です。